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2024年度9月理事と語る会

更新日:9 時間前

9月2日(月)18:00~19:30

2024年9月度理事と語る会

​場所:道頓堀ホテル

発表:酒・肴とやお

㈱TYO 代表取締役 鳥屋尾清氏

​担当委員会:総務委員会

参加者数40名

お店を休んでまで発表していただいた鳥屋尾会員



 お店の定休日は水曜日。しかし理事と語る会の予定を見ても水曜日の開催はなし…それでもお世話になった皆さんのために!という熱い想いがあり、お店を休んで今回の発表をしていただくことになりました。鳥屋尾会員は玉造駅前の140席を有する大型店舗の居酒屋さんを経営されておりましたが、その大型店舗を譲り、現在は本町で新たに居酒屋さんを経営されておられます。

 譲られた大型店舗の時の財務状況、そして新たな店舗を運営されての現在の財務状況をすべてオープンにしていただいての財務勉強会となりました。

 大型店舗を運営する中で芽生えた葛藤…。自分の強みややりたいことのギャップ。将来のワクワクするビジョンが見えてこない、5年後、10年後、140席を満席にするイメージができない…。そんな中、突如と現れた新型コロナウイルスパンデミック。そこから決意を固められて行動を起こされたのでした。



財務分析


毎月、財務分析をしてくださっている入谷氏。大阪にはなぜ入らないという声も聞こえてきます。今回は途中で財務の計算問題もあり、どこの数字を変えていくかというような勉強もありました。「上記利益構造の場合、損益を0円にするために以下の項目をいくらにすればよいか?①必要売上高、②変動費率(限界利益率)、③固定費削減

社員さん、幹部さんにはなかなか伝わることが難しいということでしたが、数字を扱う経営者には必要なスキルです。


グループディスカッション:あなたが㈱TYOの経営者であった場合、どこをどのようにして改善して業務改善していくか


テーブルごとにグループディスカッションがありました。「あなたが㈱TYOの経営者であった場合、どこをどのようにして改善して業務改善していくか」です。鳥屋尾さんからはランチの平均客単価、客数、夜の平均客単価、客数、売上などをすべてオープンにした資料を配布いただいておりました。それを基に自分ならどうしていくかを発表し合いました。

 ランチはとりたい単価をきっちりと取っているから、集客で上手くいっているランチの単価をさらに上げる、夜の平均客単価が低いように感じるのでお酒をもっと売るべき、ランチくらいの強気な単価で攻めるべき、そもそもマイナスの観念が邪魔をしている、等、様々な発表がありました。客観的な意見を聞くことは本当に勉強になります。そして自分ごととして考えるのは勉強になりますし、自分の経営観、仕事観というものが自然と出てくるなという風に感じました。

 懇談会では、質疑応答がたくさんありました。これは聞いていいのか、言っていいのか、そんな遠慮もなく、仲間としての熱い意見や、アドバイス、本気の問答があり、大変良い懇談会でした。特に、今回は理念がまだないという鳥屋尾さんの発表に対して、玉元委員長が、やっぱり理念はつくった方がいい!ということを熱弁されたシーンは、説得力もあり、胸が熱くなりました。これからのビジョンを含めてしっかりと明文化し、これから共に働いていく仲間のためにもしっくりとした理念をつくられるはずです。こんな仲間がいる大阪経営研究会は本当に素敵な会です。







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